800点を狙うなら、捨てる分野を意識する

TOEIC800点というと、とりあえず「英語はそこそこできる人」しか取れない高得点です。ただ、満点の990点から考えると、800点はまだまだ低い点数です。つまりかなりの数の問題を間違っても取れる点数です。

800点をもし目指すなら、TOEICのあらゆる問題の正解を知る必要はありませんから、自分の得意分野で得点し、不得意分野の点数を捨てることができます。捨てても十分に800点を取ることができます。

初めて受ける場合は公式問題集など自分の点数がある程度予想できる換算表がついているTOEIC問題集を、まず時間を計って解きます。その時の解答は全て記録を残しておきます。そしてその後タイマーをとめ、時間をかけ放題かけて、そのまま解き続けます。時間制限がなければ解けるはずの問題をその時全て解ききります。その記録も残します。

時間を計って解いた時の点数を計算し、自分の得点の傾向を分析します。何番で多く正解し、何番でたくさん落としているかをまとめます。次に制限時間なしに解き進んだ方も同様に分析し計算します。

最初から順調に解けていた分野は自分の得意分野です。そこを一つ一つ確実に正解していくことが大切だとわかります。次に、制限時間を取り払ってからも解き進めた結果,多くの問題を解くことが出来た分野が、今後一番早く伸びる分野ですから、その分野の勉強も積極的に進めます。

一方最初から点が悪かったところ、そして時間をかけたのに結局正解を増やすことができなかったところは、自分の弱点です。克服を目指すのも大切ですが、まずは自分の得意分野を伸ばし、その後に弱点克服に取り掛かります。伸びしろが見えているところをまずは伸ばします。

そうすれば50~100点、結果がかわってきます。

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