「選ぶ」を表す choose, select の違い

「選ぶ」で一番一般的に使われるのは「choose」です。幅広く使える便利な単語で、いくつもある選択肢の中から一つを選ぶ時に使います。ただ、選ぶ基準によっては、「select」の方がしっくりくることがあります。

 

応募の選考のことを「selection」と言います。「select」の派生語です。選考は企業や先生が、多数いる応募者の中から誰かを「選ぶ」作業ですが、そのためにはいくつもの「項目」や「条件」があるべきであり、「なんとなく選ぶ」ことはありません。つまり「select」は感覚的に選ぶのではなく、基準に一つ一つ照らし合わせながら考えて選ぶニュアンスをもちます。

 

一方「choose」の方は、直感的に或いは感覚的に選んでも構いません。なんとなくよさそうだから、という理由で選ぶ場合は「choose」を使います。

  • He was selected. (彼が選ばれた=厳しい審査基準をパスしたんだろう、きっと)
  • He was chosen. (彼が選ばれた=向いていたんだろう、きっと)

このような感覚的な差が存在します。

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