英会話でうまくできなかったときにリカバリーするための発想法

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私たちは、英会話と言うと「文法」「リスニング」「単語」「スピーキング」などの部分的な能力を強化しようとしがちですが、実際の英会話では、それらを含めた総合的なもので決まります。

そのため、初期の段階では環境や相手、会話の内容など色んなことが原因で、理解の度合いは大きく左右されます。「会話の内容もわかり、自分の言いたいことも言えた」という時もあれば、「全く会話の内容もわからず、言いたいことも言えなかった」という時もあります。さらには「会話内容はわかったが、言いたいことは言えなかった」という時もあるかもしれません。

このように、英会話は出来た時と出来なかった時を何度も経験することがつきもので、これを徐々に繰り返していくことで上達していきます。しかしその一方で、出来なかった時にいつも落ち込んでしまうと、徐々に英会話が楽しめなくなってしまいます。

■なぜ落ち込むのか

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どうして英会話で、自分の思い通りの結果が出なかった時に落ち込むのでしょうか。それは、どこかでできることを期待してしまっているからです。その期待は今までの学習を通してついた自信から来たものかもしれませんし、前の英会話でうまく話せた経験かもしれません。自信は持っておくべきですが、その一方で、出来る自分に対して過剰に期待してしまうことで、英会話でうまくいかなかった時の現実と理想のギャップで苦しんでしまいます。

特に日本人は、ある基準(理想)から、出来なかった現実をもとに成果を判断しがちです。常に理想を作り、出来なかった部分(現実)の差を反省するわけですが、この方法では成長する楽しみは中々見いだせません。

■落ち込まない方法

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こういう問題は、今日はこれだけ出来たという自分の成長を基準にすることで解決します。英会話の新しい発見に、いつも注目するわけです。「今日はこんなことが言えた」「こんな言い回しがあるのか」「こういうことが言えなかった(ことがわかった)」「この人の英語は聞き取りにくいことがわかった」などなどです。

こうしておけば、自分の英会話の成果に一喜一憂することなく、常に同じペースで学習を続けることができます。自分は出来るんだという自信を持ちつつ、「今日はこんなに出来た」、「こんなにわかった」という成長を楽しみながら、英会話の勉強を続けて下さい。

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