翻訳者になるには欲しい情報を早く得ることが重要

翻訳者になるために、英文科や外大出身でないことを引け目に感じることはありません。
むしろ理系、技術系の経験がある人にこそ、翻訳に有利だと感じます。
英語が好き・・だけで翻訳の仕事は出来ません。
私が思うのは、調査能力がかなり重要だということと、それをかなり甘く見ている人がいかに多い多いか・・ということですね。
参考文献や人脈、webなどを使って、いかに自分の欲しい情報をいち早く正確に得られるかというスキルに劣っていれば、いくら英語力を身につけても翻訳者になるのは難しいでしょう。
このように書きますと、ではどうすれば調査能力をアップできるのでしょうか?と聞かれると思うのですが、これについては経験としか言えません。
他には、最適な訳語が見つかるまで調べてやろう!という強い意志でしょうか?
実際に、こんなこと調べればすぐにわかるはずだということを、下訳者がきちんと調べていないことが多々あります。
これは、意志や自覚の欠如だと言わざるを得ません。
さらに、何でもwebの日本語検索で済ませてしまい、調査をじゅうぶんに行ったと言うのもかなり勘違いだと思います。
英語の文献やホームページを調べるのは当然だし、必要とあればフランス語やドイツ語のホームページなども見て、Google翻訳などで情報を得るのは当たり前でしょう。
ぜひ、上で書いたことをご参考にしていただいて、翻訳者になるための知識として頭に入れておいて下さいね。

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