「管理」を表す administration, management の違い

administrationもmanagementも、「管理」という訳語があてられることが多い単語です。日本語の「管理」を英語にしたい場合、どちらの単語を選んだらよいのか迷ってしまいますね。実は、これら二つの単語のニュアンスには明確な違いがあります。以下で見ていきましょう。

administrationは、ある組織(企業だけでなく公的機関や教育機関などを含みます)の全体にとって重要な方針や目標を設定することを指します。組織の上層部が担う決定機能を意味しているのです。尚、「オバマ政権」など一国の(特にアメリカ合衆国の)「政権」を表すときにもadministrationを使います。

  • The administration of a company must be based on certain objectives.(企業管理は、一定の目標に基づいていなければならない)

 

managementは、administrationによって決定された大枠の方針や計画を実行に移すための活動をいいます。「決定事項を執行する」というニュアンスです。組織の中間層が担う役割を表します。

  • Typically, non-executive directors do not engage in the day-to-day management of a company.(非業務執行取締役は通常、企業の日常的な管理には関与しない)

こうしてみると、administrationはmanagementの上位にある概念だと言えます。

「管理」を表す administration, management の違いのまとめ

  • administration → 組織の大枠の方針等を決定すること
  • management → 決定された事項を執行すること

ニュアンスの違いを意識して、正確な表現を心がけましょう。

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