使い分けはカンタン、「meet」と「see」の違い

日本人がよく間違って使ってしまう単語として「meet」と「see」があります。これはどちらも「会う」という意味があるのですが、日本では「see」には「見る」という意味があるとも学習するので、上手く使いこなせない人も多くいます。

例えば第三者に「昨日街を歩いていたらジョンに会ったんだよ」と説明する時に、” I met John…” と言いたくなるのではないでしょうか。「see」は見るという意味もあるし、見掛けただけではなくてジョンに会って実際に挨拶もしたんだから「meet」の方がいいのでは、と一瞬のうちに思ってしまうのですね。

しかしこれは間違いというよりは相手を混乱させるだけです。正しくは” I saw John…” と言った方が良いでしょう。「meet=初対面の人と会う時」「see=知っている人に会う時」と覚えておけばすっきりします。

「meet」を使うと聞いた人が「ジョンって誰?」と思ってしまうかも知れません。もちろんこちらが英語が不十分であると分かってくれているので通じますが、何だか変だぞと思われます

初対面の挨拶には “Nice to meet you.” と言いますが、その日に分かれる時には既に ”It was nice to see you.” と言えるのです。

二度目以降に会う時には ”I’m glad to see you again.” となり、「meet」は使いませんので注意しましょう。

知っているかいないか、それだけの違いですので是非正しく使って下さいね。

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