「到達する」を表す arrive, reach の違い

arriveとreachといえば、英語のテストなら頻出の使い分けテーマですが、「arrive at 場所」と「reach 場所」 と一旦覚えても、しばらくたつと、どちらがどちらだったか自信が持てなくなってしまう方は、多いのではないでしょうか?そうした方には、それぞれの語源から発するニュアンスの違いから覚えることをお奨めします。

a

rrive – 古いフランス語でa rive=「岸にたどり着く」が語源です。船乗りが、遠路はるばる嵐を乗り越えて、やっと港にたどり着いた!というイメージを想像してください。「○○港についたぞー!」という開放感と達成感を味わってみて下さい。どこにたどりついた、という意味を強調するためにも、at をつけたい気分になりますでしょう?(なってください)

 

reach – マージャンではありませんが、reachはもともと「手を伸ばして手に取る」が語源です。今ではarrive atと同じ用途に使われますが、ずっとお手軽な努力で目的地に到達しているイメージを想像してください。もともとは手を伸ばしただけですので、本人の身体が移動したわけでもありませんので、at等をつけるまでもないわけです。

 

どうしても単語の使い分けを混同してしまう、覚えられないという場合は、それぞれ語源からイメージを膨らませて比較してみるのも、面白い取り組みです。お試しあれ~

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