「大きい」を表す big, large の違い

洋服のサイズを表す「S,M,L」の表示の「L」は「large」のことです。このように明らかに目に見えるもののサイズを表す時には、「large」を使うと間違いがありません。「大きい」と聞いてまず思い浮かべる「big」の方は、どちらかというと概念的なもの、つまり目に見えないものに使います。

 

  • Large jacket (大きなジャケット)

ジャケットの場合は「larege」が「big」になってもそう違和感はありません。それはそのジャケットのことを、ラージサイズだから実際に「大きく感じる」という具合に、概念的なものに結びつけてとらえることも可能だからです。サイズだけが大中小の大、という場合は「large」ですが、「やっぱり大きいね」と自分の印象を加えるのであれば「big」も可能です。

 

  • big heart (大きなハート)

ハート、つまり人の内面であり、目で見て確認することの出来ないものの場合は「big」を「large」にするとおかしな印象になってしまいます。服のサイズのように単純なものではないからです。

 

物が大きい時は「S,M,LのL、つまりlarge」、目に見えないものが大きい時には「big」と覚えておくと便利です。

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