「結局」を表す after all, at last の違い

「最後の最後に」という意味での「結局」にも細かいニュアンスの違いがあります。「結局」に置き換えることが出来る言葉には「やっぱり」と「ついに」がありますが、英語の「after all」と「at last」は使える状況やニュアンスが微妙に違います。

・I love him after all. (結局、やっぱり彼が好き)

この表現には、これまで色々な出来事があったことが現れています。喧嘩もしたし、トラブルもあったし、でもやっぱり彼のことが好き、という時に使います。「after all」は元々「全てのことのあと」という意味ですから、つまりたくさんのことが起こったその後、というニュアンスを含んでいます。

At last he came. (結局、やっと彼が来た)

この表現には、ほっとした感情が表れています。「at last」は何かいいことが起こった時にしか使えませんから、良くても悪くても使える「finally」とは使える状況が少し異なります。また、「やっぱり(after all)」のように、これまでの展開や予想に反するニュアンスはなく、待ちかねていた状況で使います。

日本語は母語ですから何気なく使えます。英語は外国語ですから、吟味しないと正しく使えません。一歩踏み込み意味を深く考えることで、言葉の使い分けがよりしやすくなります。

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