英会話初心者でもすぐできる!基礎を固める2つの方法

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Q. 62歳、男性です。定年退職して約2年、ふと英会話をやりたくなって始めたのはいいのですけど、さて何から手を付けていいか迷っています。始めた以上、絶対失敗したくないので、とっかかりになるいいヒントを教えてくれませんか?

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A. 熱心でいいですね。私も五十の手習いで、あなたと同じようなスタートを切りました。学校みたいに先生がいて勉強を教えてくれるわけでもないし、学校を卒業してから何十年も英語と縁はなかったわけですから、戸惑いますよね。よくわかります。

似たもの同士として、私が辿ってきた方法をお教えしますね。

1. 文法のおさらい

まず必要なことは、文法のおさらいです。英語は外国の言語ですから、その言語に使われているルールを習得することなしに、英語を話す人とコミュニケーションはとれません。

あなたが学校時代にどれくらい英語の勉強をしてきたかにもよりますけど、文法をもう一度学習することは避けて通れないプロセスでしょう。市販の文法の本を1冊きっちりと読みこなしておけば十分だと思います。

英会話が上達してくれば、verb(動詞), adjective(形容詞)のような文法用語をマスターすると、英語で文法の質問ができます。私も今、オンライン英会話で先生と話すときにそれをやっていますが、とてもいい勉強になりますよ。

2. 基本動詞をしっかり覚える

文法を勉強しながら、一方でもうひとついい方法があります。これは英会話学習を効率よく進める点でかなり効果的です。それは英語の基本語、とりわけ基本動詞をしっかり覚えるということです。代表的な基本動詞を挙げておきます。

take, get, give, catch, have, hold, keep, put, set, be, make, break, cut, go, come, bring, carry, run, do

20個ほど挙げましたけど、これらは英語の書き言葉だけでなく、英会話にも日常的に使用される、使用頻度の極めて高い動詞ばかりです。英会話の内容について多くの英語専門家が検証した結果、日常会話の中では、このような基本動詞が使われている頻度が極めて高いことが実証されています。

したがって効率よく英会話をマスターするためには、まずこういう基本動詞をしっかり押さえることが肝心なのです。広告などでもっともらしく宣伝されている「毎日英語を聴き続ければ自然に英会話をマスターできる」などといううまい話には、簡単に乗るべきではありません。世の中にそんなうまい話はありません。

英語の基本動詞にはいろいろな使い方があります。英語は一つの単語にさまざまな意味を持たせている言語です。長くて難しい単語を苦労して覚えるより、このように会話に何度も繰り返して出てくる基本動詞と、その多様な使い方を覚えるほうが、結局は英会話が早く上達します。

◯句動詞を使いこなす

さらに応用編として、動詞と前置詞(up,in,onなど)が組み合わされた句動詞(get up,come in など)を覚えることで、上達効果はさらに高まります。句動詞は基本動詞の持つ本来の意味に前置詞が加えられることで、ある方向性を付加された別の動詞として機能するものです。

句動詞のいいところは、基本動詞を知っている分、楽に覚えられるところです。難しい動詞をたくさん覚えるより効率的です。句動詞の覚え方は、それだけを諳んじて覚えるのでなく、その句動詞が使われているセンテンスで覚えたほうが、強く記憶に残ります。

◯教材選びと勉強法

基本動詞や句動詞を取り扱った教材はたくさん出版されていますから、まずそれをしっかりと何度も読み込んでください。その場合、教材には例文が豊富にあるものを選ぶようにします。何冊も読む必要はなく、1、2冊を徹底的に何度も読み返すようにします。繰り返し読むことで、薄れかけた記憶がどんどん定着します。

以上のことが終わってから、ゆっくりと本格的な英会話にチャレンジしても遅いことはないでしょう。まず基礎を固めることが大事です。殆どの日本人が基礎を軽視して短期間にうまくなろうと無理するから、大概は失敗に終わるのです。

60歳を超えたあなたには、たっぷりと英語の基礎を再構築する時間があると思います。ゆっくりと、しかし確実に英会話の上達の道を目指してください。