実践!リスニング能力を上達させる教材の選び方

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Q. 外国のドラマを英語リスニングの学習に活用するとよいそうですが、使うドラマは、好きなものなら何でもよいのですか?

diveintoheart

A. 好きなものなら、見て楽しいし長続きするので教材に向いています。別の記事でも、「好きなものを」とおすすめしました。ただし、何でもよいわけではなく、特殊なテーマのものや専門用語が多く出てくるのは、難しすぎて初心者向きではありません。いくら好きだからと頑張っても、聞き取れないものはすぐにつまらなくなり、途中でやめてしまうでしょう。

■初心者向けの作品例

英語リスニング学習を長く続けるコツは、少しずつでも上達を実感しながら学習することです。上達を感じるためには、できるだけ内容が易しいドラマから始めるのがよいです。

別の記事でアメリカのドラマ「フレンズ」をお勧めしました。このドラマは登場人物のセリフが比較的短い文から成っていて、難しい話題はあまりありません。このため数回繰り返して聞いているうちに、「字幕を見ながらなら、私にも英語のセリフが分かるようになってきた」「日本語音声や日本語字幕を一度も使わなくても、エピソード全体の概要が私にもつかめた」といった上達の効果を、比較的早い段階から感じることができます。

効果が実感できれば楽しくなってきますから、「もっと続けよう」という気にもなりますよね。なお、同レベルの聞きやすい会話がある作品は、他にも「恋するマンハッタン」「アグリー・ベティ」などがあります。

最終的な目標が、ビジネスで通用するレベルになりたいとしても、ある専門分野の用語が出てくる会話に精通したいとしても、まずは日常会話ができなければお話になりません。例えば外国のしっかりした語学学校では、日常会話ができない人はビジネス英語のコースは受けさせてもらえません。最初は日常会話を習得することから始めてください。

■初心者に向かない作品例

例えば、「BONES」のような法医学用語がばんばん飛び交うような作品、「コールドケース」や「メンタリスト」のような犯罪捜査の特殊な専門用語や言い回しが多用されるような作品だと、もともと聞き取れない初心者がいくら頑張ったところで、聞き取れるようにはなりません。

また、日常会話であっても、「Sex and the CITY」は登場人物たちがもっと大人なので、「フレンズ」に比べるとずっと難しい単語や表現が多く使われています。私も実際に学習に使いましたが、なかなか聞き取れるようにはなりませんでした。

いくら面白い作品だからといっても、なかなか聞き取れないと、そのうち日本語でばかり観るようになってしまい、日本語でストーリーが完全に分かったら、もう英語で見ることには興味がなくなってしまう・・・。これでは本末転倒です。

■上級者になったら

リスニングになれてきて、「フレンズが字幕なしでストーリーを理解できる」ぐらいに聞き取れるようになったら、多少難しい内容のドラマも学習に活用してよいでしょう。好きなジャンルの専門的な難しい作品を使うと、効果が一気に上がる場合があります。もともと興味のあるジャンルですから、専門用語もどんどん吸収して、ドラマも学習も面白くて仕方がないようになるでしょう。

このように「面白い」と感じるレベルになれば、大きな壁はクリアしたことになります。お好きなドラマを何でも選んで、楽しんで観ているだけで、リスニングが鍛えられていきます。あきらめずに続けてさえいれば、誰でもこのようになれます。実際に私がそうでした。ぜひその日を目指して、続けてみてください。

■作品の入手法

・Dlife

文中にご紹介したドラマ「BONES」「コールドケース」「メンタリスト」は、テレビの「Dlife」チャンネルで日本語音声または字幕版が放送されています。パソコンでも、「Dlife」のサイトでいくつか視聴することができます。

・ワーナー海外ドラマ公式サイト

人気のドラマの第1話が視聴できます。

・YouTube

作品名で検索すると、エピソードの一部または全部を視聴することができます。日本語字幕はないものが多いですが、英語音声を聞けば、英語のレベルと作品の雰囲気は分かります。

・有料

以上は無料ですが、英語字幕の表示ができる作品は少ないので、本格的に学習に活用したいと思うドラマが見つかったなら、DVDを借りたり買ったりして挑戦してください。

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英語も日本語も、相手の心に入り込むような会話をしたいものですよね。そんなお手伝いをさせていただきます。
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